
弊館は、三井、長谷川と並ぶ松阪の豪商小津一統の私邸を基礎とする近代和風木造建築です。 お座敷はすべて、障子、襖、木戸、土壁で仕切られた 純和風のつくりとなります。 六方をコンクリート素材が囲む擬似的な「和室」ではございません。木や紙や自然素材に囲まれた非現代的な空間。 そこに、ある種の懐かしさ、安らぎをお感じいただければ幸いです。ご予約はお電話にてたまわります。
0598-21-2501弊館前身は豪商小津孝之助邸。あらかじめ「料理店」(旧鑑札上の呼称で料理旅館の意)として計画され、建築された建物ではありません。 趣味の商家私邸を改装してなった「お店」です。お部屋ごとに意匠が異なっており、ひとつとして同じつくりではありません。 手彫り欄間、自然木の見返し、網代天井、すだれ天井、磨き丸太の一本長押(なげし)。一般家屋と微妙に違った意匠、風情をおたのしみください。 お部屋入口の扁額は投宿いただいた文人墨客の置き土産です。